前から興味があった、デジタル漫画作成ツールを使ってみました。
今回試してみたのはセルシス社のCOMIC STUDIO3.0EX。
デジタル漫画ツールは他にもCOMIC WORKSがありますが、COMIC STUDIOの方が面白そうな機能が多かったので、こちらを選びました。
まず試しにペン入れ機能のテスト。
紙に書いた下書きをスキャナで取り込みます。
■下書き絵
下書きと別にレイヤを作成して、下書きを透かしながらペン入れ。
ペンに入りと抜きを設定できるので、着けペンを使っているような感覚で描けます。
・・短い線がやたら細くなってしまう。
タブレットの筆圧の問題かなあ。
拡大・縮小・回転しながら描けるのは非常に便利。
回転して元に戻しても、ドットが荒れないのには感動しました。
■ペン入れ
ペン入れが終わったので、トーン貼り。
テストして気に入らなかったら、簡単に違う柄に変えられるのがデジタルの良い所ですね。
こんなに簡単に貼れたら、トーンを使いまくって作柄が変わりそう。
■いつもこんなに貼らない
で、COMIC STUDIOの面白い点として、3D画像を背景として合成する機能があります。
これは3Dのモデルデータを、光源や位置なんかを設定して描画すると、トーンを使った二値画像にしてくれる物。
■こんな背景描けません
一コマ分程度しか触ってませんが、ペン入れをした画像を取り込んで作業した方が、
自分の絵の味が出そうな気がしました。
あと背景を合成したら、人物もそれなりにトーンを使って仕上げないと、
かなり浮いてしまいそうです。
うまくアナログとデジタルの使い分けをすることが重要ですね。
今度は印刷して試してみます。
ベタとトーンはホントただの作業ですしねえ・・・って自分のような「貼るだけ~」の場合ですけどw
トーンがあると無いとではかなり雰囲気が変わるので、できるだけ貼りたいけど面倒というジレンマはありますね(笑)
意外ににペン入れがキレイに出来るみたいですね~。いいなー。読んでいたら試してみたくなりました。
comic studioは体験版がありますよ。
ペン入れは慣れたらタブレットでも行けそうです。
EXを買ったんですが、3D関係の機能を使わないのであれば、Proで十分ですね。